学生時代、深夜11時の酒屋の閉店時間前になると、一緒に酒を飲んでいた先輩に「閉まる前に口当たりが良くてド?ンとくるやつ買って来いよ」とよく言われたものです。
下宿から歩いて3分の閉店間際の酒屋に入って私は先輩に言われた通りに「口当たりが良くてド?ンとくるやつ下さい」と言う。すると店主はよく、1升瓶の赤ワインを出してきました。
それが私と1升瓶ワインとの出会いですが、どこのワインだったか覚えていません。メンバー構成によっては2本買ったりし、腹を壊すまで飲んだ記憶が蘇ってきます。
16年前に信州来てからも、そんなことを思い出しながら、店頭に並ぶ1升瓶ワインを見てしましたが、ペンションでお出しするワイン探しが1番の目的になることが多く、気にはしながらも1升瓶ワインを買うことはありませんでした。
ところが最近信州のワインのレベルアップから、もしかして1升瓶ワインも美味しくなっているのではないかと思いいろいろ飲んでみようと思ったわけです。
1.アルプスワイン 葡萄棚 赤
まず記念すべき初回はアルプスワインの葡萄棚。1300?1400円程で売られています。
飲む前にボトルを見てビックリ。昔飲んだ1升瓶ワインは日本酒の瓶と同じデザインでしたが、このワインはそれとはかなり違い、
丸みを帯びたちょと可愛いともいえるデザインです。このデザインならパーティーとかでテーブルの上に置いても違和感無いかもしれません。
香り、味はコンコード主体の甘口のように思えますが、ラベルには中口を書いています。普段お酒をあまり飲まない人が集まった時にいいのでは。
赤ですがこれからの時期、冷やして飲むのがいいでしょう。
